ダポキセチンで射精ストップ

ダポキセチンは早漏改善薬として用いられる成分です。元々は抗鬱剤として使用されていましたが、うつ病患者から射精が遅くなるという声が多いことから現在では早漏治療薬として使われています。ではダポキセチンにはどのような作用があるか説明していきます。

ダポキセチンの精神に対する影響

ダポキセチンはドイツ・スウェーデン・イタリア・ニュージーランド・シンガポールなど、世界60か国以上で早漏治療薬として承認され、薬局でも買えるようになっている薬です。数百万人が利用しているという実績があり、一定の安全性は確保できていると言えるでしょう。しかし残念ながら、日本では承認を受けていません。一部のクリニックのみ、厚生労働省からダポキセチンの処方を認められています。また自分自身で使用する分に限れば、合法的に個人輸入することができます。
ダポキセチンが規制されているのは、精神に影響を与える薬だからという理由が大きいと考えられます。本来ダポキセチンは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬と呼ばれる、抗うつ剤の成分を含んでいます。セロトニンは脳内ホルモンのひとつで、ノルアドレナリンの作用を抑制し、気分を落ち着かせる働きがあります。逆にノルアドレナリンは緊張や攻撃性を司る脳内ホルモンで、外敵に襲われたときなどに多く分泌されます。性行為は安全でリラックスしているときに行なうのが本来の姿です。敵が現れるとセックスどころではなくなり、ノルアドレナリンが働いて、さっさと射精を終わらせてしまいます。このノルアドレナリンが、早漏の原因とされています。
ダポキセチンは脳内ホルモンのバランスに影響し、セロトニンの量を増やして緊張を解きます。これが射精時間の延長に繋がるわけです。ただし集中力がなくなり、性欲が減退するという悪影響が出る可能性もあります。また一般に抗うつ剤は、急に服用をやめると頭痛やめまいなどの副作用が出やすいとも言われています。クリニックで処方される場合はともかく、個人輸入の場合は十分な注意が必要です。